そしてゲーミングマウスを買い替えた。Logicool G604
今までは、G600を使っていたのだけど、メインクリックボタンのチャタリングが度し難い感じになってきたので置き換え。マルチボタンマウスを買っているけど、側面に三つぐらいボタンがあればいいやと思っている派としてのレビュー。
G600
いわゆる電卓がついているマウス。MMO RPGとかで使うことが推奨されているものである。PSO2にはまっているころに買ってみた。結構重たいマウスで、滑りやすくするためにマウスパッドを買ったりしていろいろ工夫して使ってきた。
これのいいところは、がっつりゲームするときよりも、適当に酒でも飲みながら作業するときがよい。いろいろと右手一本で操作できるように設定しておくと快適になる。自分は音量の調整とかも設定しちゃってた。このマウスはG-シフトでボタンを倍くらいに見せかけることができるので、見かけ以上にあれこれ設定できて使いこなせばかなり便利なのだ。
数字キーで武器を切り替えたりするゲームでは個人的に誤爆が多いから、このマウスを使うとなかなか快適である。とくにPSO2は魔法やスキルをチャージするときに押しっぱなしにしながらWASDを押すというのがなかなかうまくできずに、このマウスだと両立できるので快適なのだ。
とはいっても、重いしケーブル邪魔だしチャタリングが耐え難くなってきたので買い替えを検討した。同じマウスに買い替える選択肢がなかった理由としては、机の上のケーブルを減らしたかったこともあるのだけど、何よりもこんなにボタンを使いこなせないから、もう少し普通のマウスにしておこうというものがある。
また、管理ソフトで全部のボタンに設定をできない状態にあるのに新しいのを買うのが癪、ということもある。下の画像の通り、ボタンは3 x 4の12個あるのに設定できる部分は、8個しかない。G600を買う人が求める要件はこのサイドボタンなのにそれを使いこなせないソフトを配布する、姿勢が気に食わない。使いこなせないんだけど。サイドの8つのボタンを使いこなせる人には今でもおすすめできると思う。
これに限らず、このソフトはくそだがそれはすでに語りつくされているので、まぁ、って感じ。
どのみちこのマウスはすでに生産終了品になっているので、いまこのレベルのマルチボタンマウスが欲しいのであれば、Razer Naga Trinityなんかがいいのだろうか。高いけど。
G604
よく考えたらそんなにサイドボタン使わないぞ、と思いつつも、ホイールでのセンタークリックができない人間なので、親指あたりにセンタークリックを割り当てたいという事情がある。
多分ゲームする人は人差し指左クリック、中指ホイール、薬指右クリックとかして同時押しなどを対応できるようにしているんだろうけど、自分はなかなかその持ち方に修正できないので、ゲームによっては困っちゃうのだ。あと、ホイールを回さずにクリックが苦手で、武器が切り替わったりしてしまう。
それにこれまで マルチボタンマウスを使っていたこともあって、いきなり3ボタンマウスまで戻るのもいやで、微妙なラインとして買ってみたのがG604。ロジクールが結構好きなので、他社は検討してない。
G604: いまいちなところ
重いというか重心が悪い
スペック表では電池込み135gとなっている。これがほかのマウスとくらべて軽いのか重いのかピンとこないが、G600が259g、私が職場で使っているMX anywhere 2Sが106gだが、この重さはG600に近く感じる。
使っていると、G600で感じたマウスポインタが行き過ぎる感じはないのだけど、重心位置がずいぶん後ろ側にあるように感じることが原因かもしれない。物自体の重さ以上に重たく感じる。
多分これは、MX Anywhere 2SやG600に比べると、手前のほうを親指と薬指だけで支える感じの持ち方になってしまうからだと思う。なれると持ち方が変わって軽く感じるようになるのだろうかわからないけど、本当に重たく感じる。
まぁまぁ押しやすい位置にあるBluetooth/Lightspeed切り替えボタン
このマウスは、Bluetooth/Lightspeed切り替えボタンがマウスの表側中心にある。MX Anywhereでは裏にある切り替えボタンをそのまま手前にもってきた感じだ。自分は複数のパソコンをいじるときにMX Anywhereをの接続切り替えを活用しているんだけど、G604でも同じ使い方をすると考えたとき、もう少し押しにくい位置でよくて、ここに機能を設定できるボタンがあった方が助かるのにと思う。
普通の人間は接続を切り替えるときに1回押して終わりだから、結構意味不明な位置だろうな。側面ボタン一番手前なんかで十分ではないだろうか。その位置だと握りなおすこともないし 。
ちなみにMX Anywhereでは切り替えボタンが裏にあるが、これは押しにくそうで意外と面倒ではない。マウスの持ち方はそのままにマウスを裏返したら親指がアクセスできる位置にボタンがあるのだ。よく考えられていると思う。
Unifyingではない
Unifyingレシーバーであれば部屋のあちこちに転がっているのにこいつは別物なのが少々困るところ。これは買う前に調べ方が不足していたのが悪いのですが…。このマウスに関していえば、Bluetoothにも対応しているので、デバイスによってはそちらを使えばよさそうではあるが。
単三電池
充電式バッテリーのほうが好み。単三電池のストックを準備しておくのは煩雑だしなにより捨てるのが面倒くさいのだ。安い電池を大量にストックしておこうとすると、液漏れするし。USB-Cで充電できる仕様でアップデートしてほしいところ。
G Hub
日々改善しているっポイけど、基本的にクソ。
G604: よいところ
尖っていない
Logicoolのゲーミングマウスは妙にとげとげしているのとぬるっとしているの、デザインに2種類あるが、とげとげしているのよりこちらの見た目が好みである。ゲーミングマウスは蛍光色・無駄に光る・とげとげが多い気がするけど、この安っぽさする感じるくらい尖っていないものが好み。できれば各ボタンの角ももっと落としてほしいくらいだ。
ホイールクリックができる
ホイールクリックはゲーム中は使いたくないんだけど、普段使いでは結構使う。MX Anywhereではホイール自体のクリックではなくてホイールの手前にあるボタンをクリックすることになり、微妙にリズムが狂うのだ。あと、ホイール自体もクリックするときに指にめり込まないので優しい。
マルチボタン
G Hubはクソだがマクロやらなにやら設定できるのは便利。アプリケーションごとに設定をカスタマイズできる。ゲームが主っぽいつくりになっているが、今すぐスキャンボタンは機能しているのかしていないのかわからない。あきらめて手動で登録したほうがいい。
例えばちょっとキーボードから離れるときや、キーボードに手を伸ばしにくい時にあれこれするための設定を登録しておくとよいように思う。私はワイヤレスマウスを右手、レーザーポインターを左手にプレゼンしたりしているけど、このマウスならもう少しあれこれ設定できる。
個人的には、G Hubでいちいちアプリを登録してプロファイルを設定する人は少数派だから、OfficeとかZoomやTeamsのプロファイル案も提案してくれたらいいのにとも思う。いろいろ使い勝手が良い方法はありそうだ。
マウス左クリックにある+ -ボタン
ここのボタンはクリックしやすい。自分はDPI切り替えボタンにしている。4K+WQHD+Full HDの環境にしているとマウスの移動距離が長くなるんだけど、簡単に切り替えられるようにしておくことでトラックボールとマウスを両方机に置いておく必要がなくなった。
一つのボタンで繰り返しにDPI切り替えを設定することも可能なんだけど、できればDPI upとDPI downの設定にした方がよい。半角全角キーが使いにくいのと一緒で早くしたい・遅くしたいの判断で切り替えられる方がMPの消費量が少ないのだ。
ここになくてもサイドボタンに割り当てればいいのかもしれないし、ここは立地条件がいいところだからいい感じのキーマクロなんかを設定してもいいかもしれないと思っている。でも当分はこの設定で使いそう。
まとめ
まぁまぁ使いやすいんじゃなかろうかと思っている。正直ちょっと高めだし、この値段ならMX masterやMX anywhereも入ってくるし、Lightspeedが生きるくらいの精度でゲームをしないのであれば、そっちをおすすめしてしまう。
でも、このマウスはあほみたいにボタンがあるのだ。数字キーすべてに何かしらの設定をするようなゲームをしている場合、1 ~ 6までをマウスに割り当てれば、その範囲であれば右手だけでハンドルできるし、1 ~ 4くらいの常識的に左手が届く範囲はキーボードにして5 ~ 0をマウスで、というオプションもとることができる。基本的にそういう人たち向けのマウスだと思ってる。
あと、G Hubはクソ。MX Anywhereの管理ソフトもいまいち自己主張が激しい。Windows10になって通知がしやすくなったのかぴろんぴろん通知するソフトが増えてきたけど、裏方がしゃしゃり出ないでくれよという思いが強い。Logicoolは値段たかめの商品がおおいんだからその辺はちゃんとしてほしいなと思っている。