2013年12月30日月曜日

ドイツ出張走り書き[Day2]

ミュンヘン二日目、といいつつ、朝から晩まで仕事のミーティングに参加してへとへとなので最終日までの観光案内。

水道水は本当に硬い。軽く沸かしてマグに入れておくだけで表面にカルシウムが浮いてくる。これ風呂場の掃除とか大変そうだなとおもった。鏡とかどうするんだろ。
ホテルにおいてあるのがコーヒーとお茶だけど、とてもフレーバーが強いお茶なのでこれは飲めない雰囲気。味覚音痴専用フレーバーティ。あとドイツ基本的に珈琲まずいわ。ルフトハンザの機内珈琲もはきそうだったし、ホテルの珈琲もまずい。ネスカフェのインスタントは自分のなかでぼちぼち評価が高いとは言え、ホテルの部屋に転がしてあるようなやつがまぁまぁと思ったことはあんまりない。

ドアにダンパーがないので時々ぶつけて大きな音を立ててしまう。これドイツのデフォルト。彼ら最後まで手でフォローする丁寧な生活してる。偉い。マナーかね。

職場はビジネス街だけど、なんというか余裕を感じる作りのビルディングが多かった。ただしつとめている人から言わせると市街地から離れすぎていておもしろくないとのこと。
ウニモグ!カメラを向けたら手を振ってくれたのでこちらも手を振り返す。ドイツの人たちみんな親切だけど、往々にして移民っぽい人たちみんなにこにこドイツ語わからない日本人にとても親切にしてくれる。


ネオナチ? 先の大戦の爪痕はおおきいっぽい。あとドイツの町中、落書きがとても多い。なんかきっちりしているイメージあったけど、たばこの吸い殻も一杯落ちているし(たばこ以外のゴミはあまり落ちていないけど・・・。)案外環境先進国と行っても日本のイメージほどではないのかも。あんまり神経質なのもよくないし、自分はほどよい好感を持てたり。たばこはいやだけどにおいが云々ということはほとんど感じなかった。

ミュンヘンは路面電車のまち。でも観光客にはSバーンやUバーンのほうがシンプルで使いやすいかも。バスとまじってわかりにくかった。

店の前には、イヌのひもを引っかける用のフックが用意してある。どのイヌも行儀良くてかわいい。
自転車用の信号機。キュート。
自転車もマナーがなっているし、自転車レーンは歩行者よりも自転車が優先。よく出来た仕組み。

[ドイツ]ミュンヘン出張走り書き[day1]


Fly Panda! So cute!!
1300ごろ、成田発。ルフトハンザで、A340-600。妙にがたがたうるさい飛行機で、やれたかんじだった。

QuietComfortつかうためにヨドバシで買ったエアラインアダプタがはまらないという罠に引っかかる。英語のアナウンスはボリューム低すぎてぜんぜん聞こえず、日本語だけ妙に音量たかめだった。とりあえずエアラインアダプタを使わなければモノラルで音出るので、片方だけ音が出る状態にしてつかう。ノイズキャンセルはちゃんと両方で聞きますので。

まずはドリンク。ルフトハンザ・ドイツ航空だし、ドイツビール。ヘレスってやつかね?薄い感じでちょっと好みとは違うけど、まあまあいける。さっぱり味。

ランチ

ビーフグラーシュ。付け合わせのザワークラフトがムラサキキャベツで驚いたけど、うまかった。さすがドイツ。
すしはいまいち。ていうか、メニューの中で浮きまくってる。とりあえず日本路線だから出しとけやてきなやっつけ巻き寿司。コンビニでももっとましなのをだす。
食事中はドイツだし赤ワインを頂く。好みの味。
お変わりもいただくが、かなりがばがば注いでくれる豪気なアテンダントさんだった。ダンケ。
しかし国際線って窓が凍るのね。

 見た映画

エウロパレポート

パニックホラー的な?英語だったから理解できてなかったかもだけど、いまいち。

パシフィックリム

吹き替えだけどなんかいまいちだなぁこの訳とか思いながらみてた。映画自体はなかなかにシンプルで面白いかもしれないけど、怪獣って訳があかんのよね。一般人はばけものとか怪獣とかいうかもだけど、オフィシャルにはなんていうかな、なんか名前をつかいそう。
漫画をハリウッド映画にしたかんじ。あとヘリコプターすげーな。なんであんなでかいの持ち上げられるんやろ?
船も堅いな。よくおれないものだ。
あと、怪物の思考は共有されてて、だから覗いたことがバレたり生まれたばかりのから情報がとれたわけだろうけど、あれってつまりロボットの脳みそが云々の仕組みって怪物からもたらされたものなのかな?

スチールマン

桃太郎やな。出自の語られる。スーパーマン飛ぶとき目乾きそう。

ディナー


到着間際の国際線にならって、食事が出る。まずいパンとトマトのパスタ。パスタはこういう食事にむかないとおもう。トマトソースはなかなかいいあじなんだけど、パスタはどうしてもぶよぶよ。たぶん料理しているのは成田だから10h以上まえだし、感覚的にはコンビニ弁当なんだよな。
基本的には、ランチの方がうまかったな。なんかディナーのほうが軽い感じだったし。文化の違いかね?
あいも変わらず、ワインはそんなに多くないカップに並々注いでくれる。ただ、温かいスープが飲みたい。コンソメスープほしい。

結果的にビール一本にワインを四杯か…。なんかあれだね。ちなみにアテンダントさんは開いているのに気がついたら持ってきてくれるし、不安定っぽいコップに不安になるくらいなみなみとワインをついでくれる。食事の間もドリンクを頻繁に配ってた。結果的に着陸前はトイレ激混み。

飛行機の座席に付いているモニタ。さすがにふるさを感じた。
外国企業の日本語フォントのチョイスって明朝体がおおいけど、ほとんどの場合においてゴシック体が適切だし、明朝体の安いフォントのパチモノ臭さでだめにしている感が抜けない。ていうか、英語とかのフォントはセリフ体を選んでるんだから雰囲気合わせてほしいよな。

時々トイレに立ってるけど、お尻が痛い。高速バスみたいじゃんね。
盛大に大圏航路。地球は丸いのを実感できていいけど、ずっと夜だからつまらんともいえる。ずっと黄昏時・・・。

台湾行くときはイミグレーションのときに提出するようのなんかかみ切れ書いたけど、ドイツ入国の時は、変な紙とか書かなくていいみたいでらくね。あれいつもボールペンが手元になくて困るんだ。空港についてからもHelloとパスポートを渡して、はんこをおしてダンケでおしまい。簡単。

これヨーロッパに来るときは時差ボケは盛大な夜更かしをしたと思えば簡単に問題なさそう。でも帰りがつらいかも。単純に機内で一泊と考えていいのかね?

ロンドンじゃないけど、ヨーロッパだ!ヨーロッパの灯だ!!ってしたかったのに曇ってるし…。
 
トイレのフロアに雑な感じで果物とドリンクがおいてあるけど、ずっとおきっぱどころか、どんどん増えるから、きっとテイクフリーな感じだこれ。

ミュンヘン空港着。


なかなかひろい。預けた荷物の回収、なかなか時間がかかるうえ、フリーのwifiもつながりにくい。最終的にはなんとかなった。とりあえずメールを確認。

水とアスピリンと地図を買ってミュンヘン中央駅へ。チケットはワンデイパスみたいなの。空港から市内へでかけ、ホテルまでの移動と考えるとわるくないかな。Sバーンのチケット、買うときにDBのとこみてて随分こまった。あと、ホームに入った電車の行き先表示が目立たないから自分はS1に乗りたくて、「アインていってたぽいな」くらいの雰囲気で乗る電車選んでたりする。

お店の店員さん、全体的に親切。適当な英語でもこたえてくれる。

電車。扉がさっさとしまるけど、ボタン押せばあくのね。あと加速がやばい。赤い電車の宿命か?それともジーメンスの血の定めか。

Sバーンの中でおもむろにプロテイン作り出すおっちゃんがいてかおす。なんか粉はかりよるとともったら水入れてしゃかしゃかしだした。向かいの席のきれいなお嬢さんもニヤニヤしてるし。
しかしSバーン、駅もなにもないところで止まる。調子が悪い時の総武線みたいで、アナウンスもドイツ語で一回だけだからなにがなんだか。これは日本も多分おなじで、一応ルーチーンのアナウンスは英語でもアナウンスがはいるけど、トラブル時は車掌さんがどういう理由で止まっているのか簡単に説明できるようにカタカナ英語の紙切れでもおいておけばいいのにねと思った。止まっちゃうのは仕方がないけど、なんで止まったのかとどれくらいで回復する見込みなのかを教えてくれないと次のアクションとれないよな。
DBの車両だけど、電光掲示板とかはすべてドイツ語表示のみだし、情報量も総武線程度なのでちょっと不親切な気配。

ミュンヘン中央駅に到着。

ずいぶんぼろぼろだとおもったら工事中のよう。よくあるデパートなどとくっついているスタイル。というか、ドイツの鉄道改札がないのね。なにわともあれ地上に出るとトラムがどんどん走っている。

中央駅からまちに中心の方へ歩いて行き、SIMカードを調達。このへんの顛末ものちにどこかに書こうかな。まちの中心ではクリスマスだからか出店が多数あり、いわゆるクリスマスマーケットってやつ。立ち飲みスタイルでビールやグリューワインを飲んでいる人が多かった。時間がなかったからやめたけど、いい香りだったからいつか飲んでおきたい。
あと、ルフトハンザの飛行機乗った時から思っていたけど、全体的に掃除が行き届いていないのとポイ捨てがおおいのと日本基準だと雑だよなぁとおもった。チェーンスモーカーかなと思うくらい電車の中で隣りに座った人がタバコ臭かったりすることもある。

Isartor駅からホテルに向かうSバーンに乗るも、いきなりOut of Serviceになり、それを聞き逃し、鐘の音のなる電車に閉じ込められるというおもしろイベントも起きたけど、無事に次の駅で降りられたから良かった。行き先は確認していたから間違ってはいないと思うけど。

ホテルについて、やたらhardな水に驚きつつも明日からのしごとに備える。つまりはドイツ人とホテルのバーでビールのむ。0.5Lが一番小さいサイズでスタンダードなサイズなのよとか言われたので、SI Unit万歳!こたえておく。わかってくれるドイツ人でうれしい。
24時間ねてないんだよなとか思いつつ。そんなドイツ初日。

2013年12月9日月曜日

SIM Free Android, Sony Xperia M

海外出張用に安いSIM Free端末を使いたくて購入した。auのグローバルパスポートを使おうにもあまりにもコストが高いので、主にデータ通信用としてのテザリングおよび現地でのGoogle Mapを目的としていた。Simが二枚刺さるデュアルSim verと普通のシングルSimバージョンがあるので使いたい方を選ぶ必要がある。au使いは基本的にauの端末・auのSimしかきかないのでこういうときはシングルSim ver.をえらぶとおもう。ドコモ使いはドコモのSimを差しても使えるのかもしれない。


Android4.1 Jerry Beanでいわゆるエントリークラスな安物だが思ったよりも使いやすかったので記録する。

eXpansysで購入した。

普通にウェブサイトから購入する。配送業者にヤマトかFedExを選べてFedExが速達だったので、そちらを選ぶ。
FedExの速達サービスを利用するも土曜日の朝に成田について受け取れるのは月曜の夜というあんまり速くない感じ。平日配送になっていたので、そういう場合は安いヤマトを選んだ方がいいのかも知れない。

開封〜外観。

ハコはコンパクトで梱包もシンプルというかラフな感じなのでエントリーモデル感にあふれていた。まぁ、これで問題になることはない。
 とりあえずアークデザインになっていてブリッジしているような反った感じにはなっているが、全体的にプラスチッキ−で、なぜかアルミの削りだしで無駄に出っ張った電源ボタンがデザイン上のアクセントになっている。違和感を出しているとも言う。
 いまどきの大型高詳細ディスプレイに比べるとサイズも解像感もショボイけど十分と言えば十分。発色はぼちぼちわるく、タッチパネルの反応はあまり良くないので、この辺はかなり廉価版としてのしわ寄せを食っているが、取りこぼしはないのですぐになれて吸収できる。
 戻る・ホーム・メニューのボタンは液晶ではなくバックライトの透過光で光るタイプだが妙にまんなかによっていてバランスが悪い。たぶん常識的な感性をもったデザイナーだとこのデザインは許さないので、もう少し均等に配置すると誤動作が多かったんだと思う。デザイン上の一番気になるポイント。

初回起動。

とりあえず起動する。その辺に転がっていたしょぼいSD Cardをとりあえず刺しておく。当然、わざわざSimはないので家のWifiに接続しアップデートをかける。Android OSに関しては、おそらくエントリーモデルだしこれ以上アップデートされることは無いかも知れない。
 言語設定を日本語にし、Googleのアカウントを設定した後、ATOKをインストールする。ATOKをインストールしないと日本語は入力できず、デフォルトで中国語キーボードが入っていたので、おそらく中国語版だったんだと思う。
 そのほか、Twitter, Facebook, Skypeをインストールする。これくらい入れておけばあとは何とかなる。
 Googleにどっぷり浸かったAndroidユーザにとってのAndroidの利点は、アカウントのアクティベートさえしてしまえばすべてが同期されるところ。これは何回携帯をぶっこわしても便利だとおもう。

実際に使った感じ。

最近のスマホは少々でかい。
自分は手がでかい方だけどそれでも今まで使っていたHTC JやIS03は少々でかかったのかもなと思った。コンパクトなのでポケットのなかでの収まりなどが非常に良い。エッジもとがっていないので、手に優しい。たぶんディスプレイもガラスではなくてプラスチックだからか軽いうえに、少々落っことしても壊れなさそうな安っぽさに、ストラップも付けられる様に出来ているので、HTC Jを買ってから一年で三回壊している自分みたいな人にはぴったりかもしれない。

Google Now, Cool!
くそauはAndroidのバージョンアップをしないことにしたそうだがほんとやめてくれよとおもう。Google Nowは本当に便利そうなので是非使いたいとおもうのだ。飛行機の予約がGoogleのメールアドレスに来るようにしているのだけど、それが携帯にアナウンスされるようになった。そしてドイツで空港までの電車のダイヤなども表示してくれて、どうやら飛行機が予定通りに飛び立つかどうかも調べてくれていたみたい。ANAでもワークするのかはよくわからないけど、こういうのは好きだ。個人的にはGMailの情報をこういう事につかってくれるのであれば、ついでに広告などもパーソナライズしてくれて結構と考えている。

ストラップホールは必須。
HTCはストラップホールを付けてくれないと次は買ってあげない。Xperia Zにはついているのだ。やっぱり首からぶら下げるのの安心感は多いので、職場の社員証や職場のケータイと併せて首からじゃらじゃらぶら下げるのがいい。

総評

このクラス、日本でもまともに安くで売ってくれないかな…。ケータイを壊してしまったときなんかに、かといって修理するのも少々癪という気分になったときに適当に電気屋に出かけて安いスマホを買ってSimだけ差し替えるとか、電話はガラケー派の人でもスマホは安いMIVO SIMつかうとか、いろいろ使えると思うんだけどなぁ。テザリング母艦としてもショボイスマホのほうが電池消費すくなさそうだし。経済的にも、一人複数台スマホを持つスタイルをなんとか押し込まないと、マイクロソフトがPCは一人一台とした過ちを繰り返すことになりそう。
 カメラは今時スマホに比べると非常にイマイチで、暗いところだとまともに撮れない。ただし、PINとかでロックをしない設定にしていると、シャッターボタンの長押しでカメラが起動するのでなかなか便利。この程度でべつにいいのだ。だいたいコンデジ持ちあるいているし。
 ドイツでMIVOなSIMをさして使用したので、そのレビューもいずれ。

追記。

Xperia Tipoも気になった。ちいちゃいやつ。主な用途はテザリングなので悪くないとはおもったけど、新しいバージョンのAndroid OSを使いたかったのでMを選択。