副腎機能を確かめる血液検査の結果、原発性アルドステロン症疑いということで、確定診断をつけるために、カプトプリル負荷試験と腹部CTを受けることになった。まずはカプトプリル負荷試験だ。
通常であれば、アンジオテンシンIIが産生されるとレニン分泌が抑制されるフィードバックがかかるのだが、原発性アルドステロン症であると、アルドステロンの過剰産生があるので、レニン分泌が抑制されている。
カプトプリル投与
↓
アンジオテンシンII産生阻害
↓
レニン分泌の亢進
30分ほど薄暗い中で横になって安静にし、その後血圧測定と採血を実施、カプトプリルを服用後、また1時間ほど薄暗い中安静にしてもう一度血圧測定と採血、という流れだ。場合によってはもっと長い間安静にして採血することもあるみたい。
安静にということで、本を読んだりすることもできず、ぼーっとしている感じになる。隣の診察室での診療の様子を聞いていると、糖尿病なのに薬を飲まないとか、空腹時採血なのにミルクと砂糖をいれたコーヒーや牛乳を飲んでくるとか結構あるみたいだな。カロリーや油はあかんやろって思ってほしいよね先生って大変だ、なんて思ってたら完了した。
採血は結構たくさん取られる。スピッツ2本だったが、普段の生化学検査にくらべるとちょっとでかい感じがした。
血を取られるだけのかんたんな検査。とにかく暇!という感じだった。どうなることやら。
0 件のコメント:
コメントを投稿