AM4最後の投資かな。
秋葉原のバイモアで購入。在庫はそこそこある雰囲気だった。69000円ほど。AM5がすでに出ていることを考えると、そんなに安くならないだろう、との読みで、あまり投資効率は良くないと思っているけど、あまり待たずに購入した。まぁ、為替の影響はあるかもしれないけど、AMDもAM5を売りたいだろう。
Ryzen 9 3900Xからの置き換えで、冷却系などはそのまま流用した。360mmラジエータの水冷なので十分だろうと思っている。
多分CPUを交換したときは、OSは再インストールしたほうがいい。
BitLockerは有効にしていないので、何も考えずにCPUを交換した。できればOSの再インストールもしたくなかった。Windows 11のログインPINが無効になり、再ログインのためにAuthenticatorを使わないといけなかった。これは少し危ないポイントかもしれない。
再起動後は、タスクマネージャー上の表示で、6コア12スレッド、L3キャッシュが32MBと、明らかに誤った認識をしていた。1CCDしか認識していないとしたら8コア認識されるはずだし、結構なぞだが、Zen 2は1CCDに2CCXある構造だったのにZen 3は1CCD 1CCX構造だから、再インストールしないような横着がよろしくなかったのだろう。
Cinebenchなんかも6コア12スレッドで認識していてパフォーマンスがでず、UEFIの初期化やチップセットドライバの再インストールしても解決せず、OSの再インストールは避けたかったので、システム > 回復から、「このPCをリセット」を試してみた。
「このPCのリセット」は、説明を見るとWindowsの再インストールのようだが、2~30分くらいで完了して、途中操作も要求されず、ログインしたらすべてそのままのような感じだった(Adobe Creative cloudは再ログインを要求されたが、Steamは要求されず)。タスクマネージャーを見ると、ちゃんと16Core 32Threads認識されていた。Cinebenchなどのスコアもそれらしきものになっていた。
Cities Skylines IIがかなり快適になった。
RTX2070にRyzen 9 5900XTはアンバランスな気もするが、Cities Skylines 2のシミュレーション速度が大幅に改善されたのでそれだけでもかなり満足感はある。3900Xのときは60万都市くらいになるとゲームにならない勢いで重くなっていたが、なんとなくそれなりスピードで動作する気がしている。それ以外では、LightroomのJPG出力も早くなっている気がする。全体的にきびきびする。
今回7万円くらいの投資なので、AM4であと3年くらいは頑張りたいが、電源が怪しい気もするな…。もしグラボを交換することがあるなら、電源も一緒に交換することになるだろう。
AMD Ryzen9 5900XT (Amazon.co.jp)
5900Xは12コアだけど、5900XTは16コア。Tは低消費電力のイメージがあるから、ちょっと引っかかるネーミングだけど、AMDはずっとそう。
MX-4 (Amazon.co.jp)
定番グリス。劇冷えをうたうようなグリスは時間がたつとカピカピになったりする。これは、程よくねとねとで使いやすい気がする。一時期偽物が云々言ってたけど、こんな大した値段しないものでよくやるよな。