2023年4月12日水曜日

リモートワーク時代のPCスペックについて

 リモートワークが主流になった時代のPCに必要なスペックが何となくつかめてきた気がするので、まとめてみる。

ターゲット:

私自身が臨床研究のCRAとかプロジェクトリードとかプロマネとかしている職種なので、そのような、ビジネスユースを想定している。いわゆるビジネスマンや研究などを行う学生の使い方と考えてそう大きく外れていないはずである。使用するソフトウェアはオフィスソフト一式、Outlook、Google Chrome、などを想定している。これらのソフトウェアは複数起動しっぱなしで、TeamsやZOOMといったリモート会議ソフトを多用する感じ。リモート会議もプレゼンのみならず、WordやExcelなどを開いて実際に編集したり、Web版のオフィスを利用して同時編集なども行う。


ノートPC or デスクトップPC

ノートパソコン一択。リモートワークが主流になるので、家にこもる必要がない、というのも一つだが、それだけでなく台風などで、瞬電が発生した際の安定性にもつながる。ただし、とても軽いPCにする必要はない。持ち運ぶといっても1.4kgくらいまでであれば何とかなるので、13インチ~14インチくらいのサイズが良いだろう。ThinkpadでいうところのX13やL13が多いと思うけど、意外とT14でも行けると思う。

CPU

第10世代以降のCore i5やRyzen 5などが良い。事務用PCはCeleronなどで十分などとみる方もいるが、全然ダメである。いまはテレカンしながら何かを行う、ということが多くなるため、CPU性能が求められる。ある程度のマルチタスク性能があるPCにしておかないと、画面共有しながら何かを行う、という際に非常にストレスが大きくなる。また、Office Onlineなどを用いて共同編集を行う際に、CPU性能が足を引っ張ることになる。
というか、TeamsやOneNoteが重すぎる気がする。

メモリ

メモリも8GBあれば十分とみる方もいるが、8GBは最低限とみるべきだろう。TeamsやChromeはメモリを大量に消費する。PCに合わせて作業するときにブラウザを閉じる、みたいなPCに合わせて人間が我慢する使い方はWindows98などを使っていた紀元前の話だ。16GBあればオフィスユースであれば問題なく動くはずだ。それ以上あっても心の余裕は得られる。
そもそもCRAの仕事は割り込みタスクが非常に多いので、開いている文書を開きっぱなしで別資料を参照する、ということが多々発生する。一つの画面で一つの作業を集中して対応できる職種じゃあんまりない。

SSD

SSDの容量は、128GB ~ 256GBあれば十分だ。256GBあれば安心できる。仕事ならどうせ共有サーバーに保存する。
プライベートであれば、ある程度の容量を用意したいところだけど、512GB, 1TBにするためにの追加費用とほかの手段とのバランスは見た方がいい。クラウドサービスを契約するか外付けHDDを購入するという方法もある。バックアップ手段の確保は大事である。
ちなみにゲームもしたい場合には、SSDの容量は意外と大事になってくる。128GBを選ぶとインストールできないゲームが出てくる可能性もあるので注意が必要。

ほか

USB-PDで充電できるPCを選ぶことは大切だ。出張はほとんどなくなっているだろうけど、PCの充電器をコンパクトにできるし、予備の充電器を買ってもそのPC専用ということがなくなるだけで、大きな利点になる。


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