次のモデルが出ているけど、まぁまぁ悪くないのではないかと思う。 キックスタンドは、膝のうえで使うには不安定感があるけど、よほどひどい揺れの中じゃなければ、何とかなりそう。 128GBモデルということでとりあえず同容量のSDカードも追加した。
電車のなかで使ってみての印象だけど、総武線グリーン車の中だとちょっとでかすぎる印象だ。無理やり使うこともできるけど、不安定だからちょっと不安を感じる位置取りで気が散るし、前の人が机を倒すと厳しいだろう。なので、特急電車でも机が狭い電車では、膝のうえで使わざるを得なくなりそうだ。移動中にがっつりと使えるデバイスというわけではないな。
キックスタンドで自立するからキーボードがテーブルからはみ出しても問題ないといえば問題ない。そうはいってもパームレストに力をかけられない感じとか、微妙な使いずらさは感じるし、重さ的に落としたりしたら一発で壊れそうな印象があるボディ。 |
キーボード。この手のやつのなかでは評判がいいけど、あくまで普通のカバーにキーボードを組み合わせた製品としては優秀である、といった印象だ。Thinkpadよりマシだけど、若干カチャカチャ音が気になるのと、明らかに剛性が足りなくてたわむから妙に力を入れてしまうあたりが若干気になる。ばねの力も結構強いのか、指が付かれる感じはする。しかし、縁ギリギリまでつかったフルサイズのキーボードなので、フットプリントが変わらないThinkpad X260よりも(サイズの面では)まともなキーボードだったりする。赤いぽっちがついているともっとよかったんだけどな。すべてはThinkpad Tabletが高すぎるのがいけない。
ペン。ペン自体はさておいて、本体の縁にくっつくやつがとても便利。なんでiPadがこうなっていないかが謎だし、もうマジックテープでもつけてしまおうかと思うくらいかくあるべし感がある。電池が必要とか、見た目がダサいとか、Apple Pencilより行けていない部分もあるけど、重量のバランスやノックしたときの動作など、結構好みの機能がある。Onenoteを使うんだったら、こっちかなという印象だ。結構投資したけど、iPadはインプットツールになってしまうかもしれない。
こんな感じでマグネットでくっつく。結構強力なので、鞄のなかでいつもまにか外れていたといったことは今のところ経験していない。 |
重さ。結構重い。正直、手で持って使おうという軽さではないし、Let's note RZ4よりも明らかに重たい。鞄に入れても感じる重さが変わるに十分な差だ。またこれは仕方がないんだけど、ちょっと蓋を閉めずにスリープさせないで短い距離を持ち運ぶ、みたいなシチュエーションでつらさがある。Thinkpadなんかだと液晶側を持たれて可哀想に、って扱いを受けることがあるけど、Surfaceだとそうするとキーボードがぶらぶらなって邪魔だし、逆にキーボード側をもつと今度は本体側がぶらぶらすることになる。外れそうで怖い。
性能。個人的にはCore mの設計思想は好きだけど、性能はあんまり信じていなくて、実際これもメモリは少ないし控え目に言っても快適に動く性能ではないように思う。実際Windows updateなんかには非常に時間がかかる。ただ、RZよりもずいぶんと快適な感じはする。一世代新しくはなっているけど、そんなに差もないと思われるのでPCIeのSSDとSATAの性能の違いかなと考えている。どうしてもWindows Updateが走るとしんどいし、地味にアプリケーションのインストールのタイミングなんかはアンチマルウェアソフトが走る関係もあってレスポンスが悪くなる。そういった作業は仕事をしていないタイミングで片づけて置けるような運用をすると案外悪くない。
使用感、という意味では言うほど悪くなかったりする。Yogabookの時に感じたが、よいインプットデバイスはパソコンの操作のストレスが減るのでフィーリングとしての性能が高まるといってもいいのかもしれない。
インターフェース。USB-Cだともう少しドッグとか使えて可用性アップだったけど、こればかりは仕方がない。充電ポートに接続する純正のデバイスなんかを買うといいのかもしれないけど、かなりいい値段するし、そこまでするほどかな、とは思う。気軽に持ち出すには、結構重いし。あと、SDカードスロットは欲しかった…。
総評。
Core mはメインPCにはつらい。これをメインPCとして扱うつもりなら少なくともCore i5+メモリ8GBのモデルにするべきである。そしてその性能をThinkpadで達成しようと思ったらそんなにコストはかからなかったりする。となるとやっぱりペンが欲しいとか、画面だけで使うとか、指でつんつんしたいとか、そういうった用途に向いているのかなと思っている。
実際テレカンでホワイトボード替わりに使うのはかなりはかどるのだ。
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