2015年12月3日木曜日

理想論ばかりいう人

うちの上司は割とそういう気がある人だ。

リソースは限られているし、大事なイベントもあるのに、確かにトラブったら面倒なことになるとはいえ、確実ではないにせよドキュメンテーションで抑えられる仕事に対していちいちたくさん人を動かして抑える必要があるのかわからないから、それは無駄だしもう少し先方を信じましょうまず大丈夫ですよと伝えても、わかってもらえない。

そりゃああなたの言う通りにすると恰好はつくんだけど、恰好しかつかないし、ほとんどのプロジェクトでは効果が上がるとしても今やっているプロジェクトでは、効果は限定的だ。大げさに言って。僕は効果はないと思っている。

しかし、まあ、銭と人と時間が無限にあるとか、スタッフがそのプロジェクトにしかかかわっていない状態であれば、上司が言っていることは正しくて、そんな風に進められればいいねって案なんだけど、実際には、とくに人と時間が限られるケースにおいて、そんなに人を動かさなくても済むお仕事のためにわざわざ人を西へ東へさせてスタンプラリーさせるのはナンセンスだと思うのだ。

だから、代替案として、郵送とか電話とかいろいろつかって片づける案を提案してもダメみたいだ。どうにも全国行脚がしたみたいだ。銭があれば勝手にやってくれと言っちゃうところだが、そういうわけにもいかないので、人を動かす場合と書類と郵便局やクロネコヤマトのひとに動いてもらうような、コストが1/100くらいになり、ほかのプロジェクトにも影響が出ない仕組みを提案してもどうやら通用しないみたいだ。ほんとこういうの相手するのめんどくさい。

人月で考えたり、エフォート管理ができない職場ってこれだからやだね。

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