2016年7月1日金曜日

Polarisすごそうじゃない。

【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】FinFET時代のAMDのGPU「Polaris」アーキテクチャ - PC Watch

ゲームをするためのアクセラレーターとしてGPUを考えたときには、ソフトウェアの最適化が進んでいるnVidiaのほうがよいかなと思うのだけど、ハードウェアとしてはAMDのGPUのほうがおもしろい。GPGPUとしてまともに使えるようにというよりもAPUを視野に入れた開発なんじゃないかと思っている。

要するに今のエントリーグレードにCPUっぽい動きをできるGPUとデュアルコアくらいのCPUをぶち込んで、普段はGPUのほとんどを計算に回す、という使い方ができるぐらい複雑な計算ができるくらいを短期的な目標に、将来的にはCPUとして振る舞えるGPUあたりまでいくと面白い。

もちろんソフトウェアがGPUに合わせてくれればいいんだろうけど、Cell B.E.の例を見ていると、マルチスレッドプログラミングは難しいのかなというのもあるし、ある程度GPUが流行ったとしてもこれまで積み重ねられてきたコードが走らないと厳しいだろうから、GPUがOSからみてCPUを同じようみ見えるようにする必要があるけど。Crusoeのコードモーフィングみたいな。

0 件のコメント:

コメントを投稿