2016年2月2日火曜日

最近読んだライトノベル

最近よんだライトノベルメモ。

灰と幻想のグリムガル/十文字青

灰と幻想のグリムガルは、いまアニメにもなっているみたい。ざっくりまとめて映画にするか、ガッツリ長編アニメにしないと世界観が伝わらない感じだけど、この舞台をつかったアニメ、ってすると案外おもしろいのかもしれない。十文字青は、薔薇のマリアとか、プリルンとか、結構好きな作家で読んでいたりする。すっきり爽やか系ではなくうつうつとした感じの作品が多い。そんな十文字青のライトノベルのなかではすっきりさわやかな方だと思う。世界観をガッツリ広げてというスタイルなので、どうしても話が長くなりがちなのは好き好きだと思うので、合わない人は合わない。1巻よんでみて合わないと思ったら続きは読まなくてもいいと思う。あと十文字青のラノベのなかでは軽いほうだとも思う。
灰と幻想のグリムガル level.2 大切じゃないものなんか、ない。 (オーバーラップ文庫)
灰と幻想のグリムガル level.3 思い通りに行かないのが世の中だと割り切るしかなくても (オーバーラップ文庫)
灰と幻想のグリムガル level.4 導き導かれし者たち (オーバーラップ文庫)
灰と幻想のグリムガル level.5 笑わないで聞いておくれよ (オーバーラップ文庫)
灰と幻想のグリムガル level.7 彼方の虹 (オーバーラップ文庫)
全部Kindleで買えるので楽。
大英雄が無職で何が悪い 01 Soul Collector (オーバーラップ文庫)
同じ世界観を共有している別の話。もともとウェブ小説としてアップされていたからか一段と軽い感じがする。でも本質的には、作家の癖なのか主人公の内面描写はねちねちしてる。
ぷりるん。~特殊相対性幸福論序説~ (一迅社文庫)
Kindleでは買えないというか書籍でも新品でも買えなくなっちゃってる。結構衝撃的な終わりだと思う。バッドエンド派。
薔薇のマリア I.夢追い女王は永遠に眠れ<薔薇のマリア> (角川スニーカー文庫)<薔薇のマリア> (角川スニーカー文庫)
代表作。同じような世界観で自己評価が低い主人公が優秀なチームメンバーの中で頑張る話。結構長い。最後まで読んでいないので、Kindleで買い直して読みなおそうと思う。
世界の設定をかなりガッツリ作って長編になるか、一冊でオチを付けるかのどっちかの作家というイメージ。どんどん新刊でるけど、ANGEL+DIVEとかどうなってるのって感じだ。サラッとAmazonで眺めてみたところ、一迅社は絶版になっているのが多いのかな?結構短編というか一冊で終わっているお話で気に入っているのが多いので、Kindleで出し直してほしいところだ。しかし一迅社は全然やる気なさそうだから実家の本棚から探しだして自炊のパターンかな。

七星のスバル/田尾典丈

なろう小説っぽい。けど、軽い感じが嫌いじゃない。ていうか、新人作家かとおもったら、昔からライトノベル書いていた人っぽい。
リアルなゲームの世界で云々ってやつ。よくある主人公がつよい系なんだけど、「昔はもっと強かった」というあたりがアクセントかしら。でもまぁ、波乱があってもハッピーエンドで終わりそうな感じではある。2巻のほうが面白かった。

はてな村奇譚/小島アジコ

はてな村のネタ。801ちゃんの作家のwebマンガはかなりエグいんだけど、そのノリで描かれている。はてな界隈をうろうろした経験があったらにやにやできてとても良いと思う。はてなハイクとはてなダイアリーしかつかったことがない自分でもにやにやしてしまった。もちろんわからんことも多かったけど。
紙の書籍ではなくて、いわゆるKDP Kindle Desktop Publishingってやつだけど、なかなかクオリティ高いと思う。手が出にくい値段と思う人もいるだろうけど、Prime会員でKindle端末持っていたら毎月一冊タダってやつで閲覧可能なので、とりあえず上巻を見て見るといいと思う。ウェブマンガもある程度クオリティとボリュームがあるやつはこういう売り方してくれると作者に還元しやすいからありがたいんだけどね。二次創作物はいろいろと難しいんだろうけど。
猫を殺す仕事
作者のHPに公開されているマンガは、この漫画系かエロ(品のないほう)なかんじ。

陽炎、抜錨します!/築地 俊彦

完結した。艦これあまりやってない人でも楽しめたので、普通にクオリティ高いと思う。昔ながらの少年マンガをラノベにした感じ。熱い展開が多いのと、普通にラブコメの方法論つこてる感じ(みんな女の子だけど)。王道ってやつなのだろうか。そういう目線でみると主人公がモテすぎた。
まとめ買いだといい値段表示されるけど、おまけ付きの特装版も含まれているから。まぁ、普通のでもいいのではと。全7巻と引き伸ばし感もなくいい感じに終わっていると思う。世界観からキャラ物である必要があるけど、物語としては本当によくまとまっているとおもう。なんとなく買ったこれが結構面白かったので、他の艦これラノベ買ってみたけどいまいちだったので、この作家さんがなかなかいけているのかね。
作者だれかいなとおもったら、けんぷファーの人だった。読んだことないけど、ベテランさんなんだな。他のも読んでみようかいなと思った。

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