つづき。さて本丸富岡製糸場。あまり多くは語るまい。実物を見るのが一番いい。
木骨煉瓦造の倉庫。国宝。ここには、まゆが保存されていた。冷蔵技術もなく、蚕の餌になる桑の葉も年中供給できるわけではないので、一年中紡ぐために十分なまゆを保管するための倉庫が必要になる、ということだ。レンガも初の国産だったので、瓦職人を雇ったそうだが、はじめ焼き方がうまくいかずカラフルになってしまっている。
木骨煉瓦造がわかりやすい。構造を支えているのは完全に木なんだろう。
こういうのもプラスチックではなくて陶器。
創業当時は、ヒトが行っていた作業も最終的には機械で行うようになった。この機械は工場閉鎖時に使っていたものがそのままの形で残っているらしい。
工場見学が終了したら、富岡のまちをうろうろしながら駅に向かって歩く。まぁ、田舎町という感じだ。
駅の自販機にある。倉庫の構造を掴んでいる、のかもしれない。女工さんのイラストは、まぁ、こういうのブームということで。
電車で帰る。しかし電車の正面にクラッシュって広告はどうなんかね。
帰路は結構おそくなったので、新幹線に乗った。高崎-上野とちょっともったいないかもしれないが、まぁ、時間は大切ということで。休日お出かけパスは普通の乗車券のような感じに扱えるので、新幹線も乗車券を別に買えば使えるのだ。ほんとうに便利。これくらいの旅行は気楽でよい。旅費と食費を合わせて一万円くらいなのだ。
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